介護施設に入所するときの準備と流れ
介護施設への入所が決まると、契約や書類の準備、たくさんの持ち物への名前つけなど、家族がやることが一気に増えます。ここでは、入所の連絡を受けてから当日までの準備を、順番にまとめます。
入所が決まったら、まず確認すること
- 入所日と、当日の到着時間
- 契約の日(入所日より前に行うことが多い)と、契約に来る人
- 健康診断書や診療情報提供書が必要か(かかりつけ医に頼むので、時間がかかる)
- 持ち物の一覧と、持ち込めない物
健康診断書は、病院によっては作るのに1〜2週間かかります。必要とわかったら早めに頼みましょう。
契約で使うもの
契約では、契約書や重要事項説明書の説明を受けて署名します。印鑑、利用料を引き落とす口座の通帳と届出印を求められることがあります。介護保険被保険者証と介護保険負担割合証、負担限度額認定証(お持ちの方)もこのときに確認されることが多いので、一緒に持っていくと安心です。
持ち物は「名前つけ」に時間がかかる
入所の持ち物は、普段着や下着、靴下、タオルなど数十点になります。施設では洗濯物をまとめて洗うので、一つひとつに名前が必要です。お名前シールやスタンプを使う、兄弟姉妹で分担するなど、余裕をもって進めましょう。
施設の種類による違い
- 特養(特別養護老人ホーム):長く暮らす施設です。おむつは施設で用意されることが多く、衣類は季節ごとの入れ替えが必要になります。
- 老健(介護老人保健施設):家に帰ることを目指してリハビリをする施設です。医師がいるため、お薬は施設で出すことがあります。
- 有料老人ホーム・サ高住・グループホーム:お部屋に家具や寝具、テレビなどを持ち込むことがあります。部屋の広さとコンセントの位置を見ておくと準備しやすいです。
入所の当日
当日は、職員さんと一緒に持ち物を確認することが多いです。持ち物の一覧を印刷して持っていくと、確認がスムーズです。本人の好きなこと、苦手なこと、寝る時間などを書いたメモを渡しておくと、施設での生活になじみやすくなります。
入所したあとも続くこと
衣替えの時期の衣類の入れ替え、日用品の補充、面会などは入所後も続きます。誰が担当するか、家族で決めておくと負担が偏りません。
ここに書いたのは一般的な目安です。必要な物や決まりは施設によって違うので、施設から渡された案内を優先してください。